「医療者と患者とのコミュニケーションを取り持つアドボカシー担当」
田中 美樹 氏
伊勢原協同病院 アドボカシー担当
要旨:
アドボカシー担当看護師として、医療者・患者間の双方向コミュニケーションの大切さは日々痛感するところである。しかし、なぜ両者にコミュニケーションギャップ
が生じるのだろう。同じ事象について話し合っているのに話がかみ合わないのはなぜか・・・。
同じ言語でも互いの概念・価値観に大きな相違があるのではないか?同じ言語を使っているためコミュニケーションはとっているつもりになっている?それは大きな勘違い!双方向コミュニケーションが、実は“相違方向コミュニケーション”になっているのかもしれない。
相違方向コミュニケーションが患者の不安を増大し、ひいては円滑な治療に悪影響を及ぼさないためにも、真の双方向コミュニケーションをとっていきたいものである。
医療者に求められるもの・患者に求められるものといった、今後の課題についても事例を交えながらお話させていただきたい。
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